心で感じることが大切【思考は現実化する】

どうもイチタです!

広島でフリーランスWebディレクター兼カウンセラーをしています!

僕はWeb制作コーダー(技術者)として独立をしましたが、現在は「人と関わること」を仕事にしています。

振り返ると昔から人と話すのが好きで、前職を営業職で選んだのもそのためです。

最近ではカウンセリングやコーチングを学び、人間関係を表面だけでなく、本質的な見方をするようになってきました。

また、多くの人と出会うなかで人生を楽しんでいる人とそうでない人がいることに気づきました。

そして、それはお金を持っていることに比例はしていないということも分かりました。

誰でも一度は耳にしたことがある「思考現実化」という言葉が大きなポイントになっていると感じています。

目次

空っぽな人

僕はカウンセリングなどを学ぶようになって、頭で考えることよりも「心で感じること」に意識を向けるようになりました。

それは目の前の人と話をして、

「自分は何を感じたのか?」

「どんな感情が出てきたのか?」

「どう思ったのか?」

など、理屈で考えるのではなく、自分の心に意識を向けることです。

そうするうちに、一緒にいて楽しい人とそうでない人の特徴が分かるようになって来ました。

一緒にいても何故か自分の感情が動かない人が居て、その違和感の共通点を辿ってみると「心が空っぽ」だということに気がつきました。

インフルエンサーやメディア、世間の意見が自分の意見にすり変わってしまい、正解を探している状態とも言えるかもしれません。

ただ、僕は本当に心が空っぽな人は存在しないと思っています。

そして、誰もが熱い情熱や尊い志を持っていると信じています。

僕のなかで「空っぽ」とは『心此処にあらず』の状態のことを指します。

つまり、『自分の心に意識を向けていない』ということです。

自分の思って(感じて)いることを人に伝えるとき、その人の目はキラキラ輝いています。

そんな人と話しているとき、僕の心はいつも踊っています。

だから人生を楽しんでいる人は、自分の想いを素直に伝え、行動している人だと気がつきました。

僕自身、お金や他者からの承認を得ることがアイデンティティになっていた時期がありました。

しかし、承認欲求をいくら満たしても僕の心が満たされることはありませんでした。

自分と向き合い、「どのような人生を歩みたいのか」心の声に耳を傾けたときから、僕は自分の人生を歩んでいけるようになり、心も満たされていきました。

認知的不協和

僕は知人から人生相談を受けたとき、相手の想いを一緒に確認した上で「〇〇の想いが1番大切だよ。その通りやってみてたら」と伝えることがあります。

しかし、多くの人は最終的に「やってみたいけど、今の現状ではどうしようもできないし…」などと続けてしまいます。

このような、
「チャレンジして人生を変えたい」という想いと、
「失敗が怖くてチャレンジできない」という想いの、
2つの矛盾した認知を抱えている状態を『認知的不協和』と言います。

この状態はとても苦しく、その状態を解消するために新たな事実を自分で作り出してしまいます。

「彼女を安心させるためにも現状で頑張るのが最良だ。挑戦は危険だ。」と。

有名なイソップ物語のひとつに「狐とぶどう」という話があります。

狐が木の上に美味しそうに実ったぶどうを見つけました。狐はぶどうを食べようと何度も飛び上がりますが、どうやってもぶどうを取ることができません。最後に狐は「あのぶどうは酸っぱいに違いない。きっとまずいだろう」と決めつけてその場を立ち去りました。

ぶどうが欲しいのに取れない現実に心の矛盾を感じた狐は、ぶどうを取ることを諦め、「ぶどうは酸っぱいから食べたくない」という新しい事実を作ったのです。

このように手に入らないものを否定することで、認知的不協和(心の矛盾)を解消したのです。

他のケースもあります。

それは現状維持の認知的不協和です。

先ほどの狐はぶどうの代わりにレモンを取ってきました。このとき、「レモンは手に入ったがぶどうは手に入らなかった」という新しい事実が生まれます。レモンは当然ぶどうのように甘くはありません。しかし狐は「僕は甘いレモンを見つけたからぶどうはいらない」と決めつけて、レモンを手にした現状を肯定しました。

つまり、手に入る(既にある)もので満足しようとすることで、認知的不協和を解消したのです。

この2つの例から言えることは、

『人は自分のなかで生まれた心の違和感を埋めるために、他の新しい事実を作り出すクセがある』ということです。

しかしそればかりしていると、心で感じることが出来てなくなってしまうと思うのです。

少し工夫すれば、

仲間と協力すれば、

出来ない理由を探すのではなく「どうすれば出来るか」に目を向けていれば、

木の上にあるぶどうは取れていたかもしれません。

思考は現実化する

狐とぶどうの例の最後に話したように、「どうすれば出来るだろう?」を考えれば、大抵のことは実現できると思っています。

「思考」とは、思って考えると書きます。

つまり、①心で思って(感じて)、②頭で考える。ということです。

そして行動に移すことで新しい現実がやってきます。

最初から上手くはいかないかもしれませんが、失敗から学び、行動を繰り返すことで、自分の想いが形になるときが来ると感じています。

しかし、頭考えることばかりをしていると、認知的不協和(理想と現実の矛盾)が起き、それを解消するために自分なりに都合の良い理由を作り出してしまうのです。

だから、まずは心で想う(感じる)ことが大切です。

インフルエンサーや誰かの言葉で考えるのではなく、「本当は何がしたいのか」自分に問いかけてみるきっかけになれば嬉しく思います。

僕自身、以前は頭で考えてばかりの人間でした。

できない理由ばかりを考え、問題が起これば犯人探しばかりをして、常に将来の不安を抱え、いつも自分を責めてきました。

だけど、勇気を出して自分の歩んできたレールから外れてみると、そこには自由に走り回れる大地が広がっていました。

そして、そこで出会った新しい仲間が、僕の感じる(想う)心を想起させてくれました。

だから1人ではなく仲間と共に成長していくことが、これからの人生を創っていくために大切なのだと感じています。

まずは、仲間を募ること(アウトプット・発信)から初めてみてはいかがでしょうか。

想うことは大きな力です。

その想いに共感し応援してくれる人は必ずいます。

それに気がついたとき、人生が本当の意味で豊かなものに変わってくると思っています。

そして僕は、人の心を動かすのはいつの時代も人の心だと想っています。

不安を手放して前に進みたいと思った方に向けたサポートを行なっていますので、お気軽にご相談くださいね。

最後に僕の大好きな漫画「ワンピース 」の作者、尾田栄一郎さんの言葉で締めようと思います。

この世は、思った通りになるのだそうで。思った通りにならないよと思っている人が、思った通りにならなかった場合、思った通りになっているので、やっぱりそれは、思った通りになっているのだそうで。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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