一歩踏み出す勇気

どうもイチタです!

広島でフリーランスWebディレクター兼カウンセラーをしています。

また、フリーランス向けのコミュニティ運営と、SNSで募ったメンバーで行う「シェア会」も開催しています。

このような、人との関わりを持つ活動をしている理由の1つに「一歩踏み出す勇気を伝えたい」という想いがあります。

ここで言う「一歩踏み出す勇気」とは、単に行動するだけでなく、本当に自分のやりたいことに対して一歩踏み出すことです。

今回はそんな『勇気』をテーマにお話ししたいと思います。

目次

誰の人生を歩むのか

いきなりですが、

今頑張っていることは、何のためにやっていますか?

それは本当にやりたいことですか?

あなたの本当にやりたいことはなんですか?

もしこの質問に答えれなかったとしたら、自分と向き合うタイミングなのかもしれません。

多くの人は、「スキルを身につけるため、将来のため、お金を稼ぐため」だと言うかも知れません。

もちろんそれも大切ですが、それをやっていて苦しいのであれば、それは「誰かの人生を生きている」ということだと思います。

現代社会は、VUCA(ブーカ)時代とも言われています。

VUCA(ブーカ)とは4つの単語の頭文字をとって作られた言葉で、

  • V olatility(変動性)
  • U ncertainty(不確実性)
  • C omplexity(複雑性)
  • A mbiguity(曖昧性)

予測不能な状態」を意味します。

そんな状況もあり、未来への不安からインフルエンサーやマスメディアの作った人生を歩んでいる人も多いのではないかと感じています。

僕は、本当に大切なことは「自分がどう生きたいか」だと思っています。

確かに、需要と供給のバランスで稼ぎやすい仕事はあります。

ですが、その仕事に対して「自分の想い」がなければ長くは続かないと思うのです。

むしろ、先が読めない状況だからこそ、「自分の想い」に耳を傾けることが大切だと感じます。

テクノロジーの進歩は止まることなく、目まぐるしく変化していきますが、いつの時代も「人の心」や「在り方」は変わらないと想っています。

wantからmustになっている

また、好きで始めたことが、いつの間にか「やらなければいけない」ことになっていることもあるのではないでしょうか。

プログラミングを好きで始めたのにSNSで情報収集しているうちに、「稼がなければいけない」「結果を残さなければいけない」「努力しなければいけない」と、

want(〜したい)で始めたプログラミングが、

must(〜しなければならない)に変わってしまっていませんか。

wantとは、「〇〇なサービスを作って社会に貢献したい」という『想い』です。

そんな素敵な志が、義務感にすり替わり、その人の成長を妨げていると感じます。

僕は、人をの心を動かすのは「人の想い」だと信じています。

だから、mustで取り組むのではく、want(想い)で取り組んで欲しいと思っています。

mustになっているときは、「なぜやり始めたのか?」を自分に問いかけてみると良いかもしれません。

1人じゃない

僕自身、「安定した会社勤めではなく、自分の人生を歩みたい」と決意しフリーランスになったものの、当初はインフルエンサーの作ったレールの上を歩んでいました。

努力をすれば結果はある程度ついてきます。

しかし、僕の心は満たされませんでした。

常に何かに追われているような感覚で、自分の出来ていないところに目がいき、それを埋めようと努力すればするほど苦しくなる一方でした。

そんな僕を救ってくれたのが、今も支えてくれている家族や仲間です。

周りの人の暖かさにふれたとき、「1人じゃないんだな」と感じました。

そのとき初めて心が満たされた感覚がしたんです。

そこで僕は、もっと人と人を繋ぐ仕事がしたいと思うようになり、今のスタイルで活動をするようになりました。

それも1人ではできなかったことです。

1人でチャレンジするのは怖いけど、その時間を一緒に共有してくれる人がいたら、一歩踏み出せるのではないかと感じます。

まずは、悩みや不安を相談するところから始めてみても良いかもしれません。

勇気とは

『勇気(courage)』の語源は、

ラテン語の「cor(心)」と、

後期ラテン語の「age(集合)」から来ていると言われています。

「cour(心)」+「age(集合)」=「courage(勇気)」

つまり、勇気とは「すべての心を集めること」なのです。

だから、不安や恐怖心があってもいいんです。

強い自分も弱い自分もすべて含めて「自分」です。

スラムダンクの作者の井上雄彦さんは、「登場人物すべてに、必ずひとつ欠点を作ること」を意識されたそうです。

欠点こそ、その人の魅力になるということです。

そんなあなたのことを支えてくれている人が、周りにたくさんいるのではないでしょうか。

あなたの家族や仲間は、あなたの幸せを願っていると想います。

目を向けるべきなのは、どうなるか分からない未来ではなく、「応援してくれている人たち」と「自分の本当の気持ち」だと感じています。

もう一度聞かせてください。

「今頑張っていることは、何のためにやっていますか?」

「それは本当にやりたいことですか?」

「あなたの本当にやりたいことはなんですか?」

自分の「内側」にあるすべての『想い』を握り締めて、一歩踏み出す。

そんなきっかけになればとても嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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