どうもイチタです!
広島県でWeb制作のフリーランスをしています。僕はディレクターとしてクライアントや制作メンバーと接することが多く、制作に関わる全ての人が成長を味わえる感覚を大切にしています。
自分の成長をシェアしたり、仲間の成長を感じた時はとても嬉しく、もっと良いものを作りたいというエネルギーが湧いて来るんです。
もちろん、楽なことばかりではありませんが、1人ではなく仲間と一緒に成長できることはとても楽しく、充実しているなと実感します。
話は変わりますが、『努力の方向性』という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
『努力の方向性』は、「行動すること」「継続すること」と同じくらい大切なことで、僕が今楽しく仕事をできているのは、このことに気づけたから、そして、そこに気付くための時間と精神的な余裕があるからだと思っています。
時間と心に余裕がなければ、正しい判断ができなくなります。視野が狭くなってしまい、色んな視点や価値観が見えなくなることもあると感じます。
そうなると、他人との比較が生まれたり、「〜しなければいけない」「〜できていない自分はダメだ」と言う自分を責める感情が生まれやすくなると思います。
これでは、やってもやっても苦しいばっかりで、良いものを作ることができない気がするのです。
努力することは大切ですが、詰め込むばかりでは自分の進みたい方向性を見失ってしまうと、実体験から感じました。
そんな経験から学んだことを、この記事を通してシェアさせていただきます。
努力の方向性
『努力の方向性』とは言葉の通り、自分が努力をする方向のことです。
ここが間違っていると、思ったような成果や結果が得ることができないと思っています。
だから、この『努力の方向性』が定まっているのといないのでは、当然ですが結果は大きく変わってきます。
しかし、現代は情報が多すぎるため、知らず知らずのうちにメディアやインフルエンサーの影響を受け、他人の敷いたレールの上を進んでしまっている人もいるのではないかと思います。
僕自身もそうでしたが、
他人のレールを同じように進むことは確かに楽ですが、同時にとても窮屈で、苦しくもあると思います。
逆に自分の道を作っていくことは、少し怖いし、勇気のいることですが、歩き始めると、その自由さに心からワクワクする感じがしました。
僕の好きな本に下記のような一節があります。
多くの人が歩いてる道は平均台のようなもので、落ちないようにまっすぐ歩いてる。でも、一歩下に落ちるとそこには大地が広がっていて、自由にどこにだっていける
ハイスコア:高崎圭悟
今でこそ僕はチームで仕事を行い、「輪」を大切にしていますが、独立したばかりの頃はそうではありませんでした。
独立当初はお金の不安があり、「独立して稼げなかったらダサい」という見栄を守りたという気持ちが大きく、それをかき消すように、
また、「お金があれば幸せになれる」「みんなから認めてもらえる」と思っていたので、とにかく必死に営業と制作をこなしていました。
しかし、見栄やプライドのために仕事をしても、楽しくないし、それで周りから評価をされても、全く満たされないということを学びました。
「本当にやりたいことは何なのか?」を真剣に考えるようになってから、僕の人生は大きく変わりました。
そして、「成果を挙げるまで」と「成果を挙げたあと」の両方を、心から楽しめるようにするにはどうすれば良いのだろうか?と考えるようになりました。
それが、僕にとっては「ディレクター」であり、「チームでの制作」であり、
であると気づくことができました。
そして、これが僕の『努力すべき方向』だと知ることができました。
検証と改善
何か成果を挙げるためには、
- 行動
- 継続
- 検証・改善
が大切だと思っています。
僕は行動と継続だけでは、大きな成果を挙げるすることはできないと考えています。
最初からうまくいくことなんて滅多にないので、
「検証・改善」を行うことが重要になってきます。
そして、この「検証・改善」を行うことが、『努力の方向性』を決めるための最も重要なことだと思っています。
では、検証と改善をどのように行えば良いのでしょうか?
それは、
- 自分で考えること(内観)
- 信頼できる人に意見を聴くこと(シェア)
だと感じます。
まずは、人の意見に左右されることなく自分で考えることが重要だと思います。
「このやり方であっているだろうか?」
「このままで良いのだろうか?」
「自分は本当にしたいことは何だろうか?」
そして、そこで気づいたことを信頼できる人にシェアすることも大切です。
アウトプットすることで新しい気づきがありますし、人から意見をもらうことで、自分だけでは気づかなかったことを、教えてもらえることもよくあります。
そして、気づいたことを検証・改善して、また行動していくことが大切だと感じています。
そうすることで、自分の進むべき道、すなわち『努力の方向性』が見えてくると思っています。
成長を味わう余裕を持つ
『努力の方向性』を知るには、「検証と改善」を行うことが大切だとお話ししましたが、
「検証と改善」を行うには、「気づく」ことがとても大切だと実感しています。
内観して気づく。
シェアして気づく。
そして、その「気づき」をもとに、検証と改善を行うのが良いと思っています。
では、さらに深堀りをしますが、
「気づく」ためには何が必要でしょうか?
それは、時間と心に余裕を持つこと、そして自分の成長を実感することです。
冒頭にも書いたように、成長を実感できなければ、焦りや不安が生まれやすくなってします。
そうなると、自分を見失いやすくなり、誰かの敷いたレールの上を歩いていくことになると感じています。
もちろん量をこなす事は大切ですが、リラックスする時間や、自分を見つめ直す時間、仲間とシェアする時間を持つことの方が僕は大切だと思っています。
そのような余裕ができると、色んな視点や価値観を持つことができます。
つまり、選択肢が広がります。
たくさんの選択肢のなかから自分に合うものを選んでいけば良いと思いますし、自分だけの『努力の方向性』が見えたとき、努力することが楽しくなり、努力が努力ではなくなっていくのだと感じています。
だからこそ、自分の成長を味わいながら、周りの人を大切にしながら、進んでいくことが大切なのかなと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。